まみるにまみられ

温泉むすめや温泉のレポなど

ササカ サカサカ 飯坂へ

コロナウイルスが蔓延し世間が外出、イベント自粛ムードの中、三連休を使い関東・東北遠征したアホのレポート。

 

3月1日、Studyのイベントが中止になり何もすることがなくなったがいろんなことをした。

ねこパラ展の見学、白石晴香鈴代紗弓、halcaなどのオタクたちと飲み会など

夜が明けて3月2日

午前中までオタクと新宿のドトールで暇つぶし。

14時に東京駅に戻り、やまびこ211号に乗り福島へ

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吹っ切れてグランクラス乗るかー思ったけど気がついた時には指定席に座っていた。

大宮を出発し、いつの間にか那須塩原方面の未知の区間を走っていた。

福島駅に到着し飯坂線に乗り換え

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電車は2両のローカル線。

11駅20分の短い時間だが細かく駅間があり、あっという間に飯坂温泉駅に到着。

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「飯坂」という地名というのも納得するような坂が多いところに駅があるところで

1F?が改札&ホーム

2F?がコンコースみたいな構造。

考え方を変えれば全部1階だと思った。

16時ちょい過ぎ

宿の人には「17時か18時くらいになると思いますー」とは伝えてはいた。

約10分くらい歩くとお宿に到着

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今回のお宿はまひろや旅館(ほりえや旅館)さん

ツィッターで何かと話題になっていて「飯坂温泉いきてー」を時々こぼしていたから楽しみにしていた。

中に入りいきなり女の子にケツを叩かれる。

「何才に見えるー?」

「うーーん5才?」

「せいかーい!」

 

当てちゃったよ

 

みたいなことを繰り広げていたら和田さん(以降、若旦那)がお見えになり宿内の説明をしてくれた

肝心のお部屋が.......

 

 

 



ドーーン!!

 

見渡しても居るのは飯坂温泉の温泉むすめ、飯坂真尋ちゃんだらけ

知り合いが箱根イベントのホテルで等身大パネルが部屋にある中寝たという話は聞いたが

一体居るだけでもすごい存在感

そしてベットには真尋ちゃんの抱き枕が横になっていた。

すごいのは右にある衣装。

子供用と女性サイズに合わせた真尋ちゃんが来ている衣装とアクセサリーがハンガーに吊られていた

若女将さんが寸法を測って作ったそうだ(すげぇ)

部屋の中を色々見ていたら夕飯が運ばれてきた

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食前酒の自家製リンゴ酒こーれがうまい



食べていると若旦那がハードケースを持ってやってきた

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開けるとそこには三味線が!?

泊まった人に三味線を演奏しているんだとか

 

渡されたのは二枚の紙

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飯坂小唄と福島小唄

昔、飯坂温泉には約200人の芸者さんがいたそうだが観光客数減少によりその人数は減っていき

それと並行して三味線を引く人がいなくなり芸者さんは録音しカセットテープを再生して舞を披露していたんだとか。

飯坂小唄とこの三味線を広めようということで若旦那が三味線を購入・猛練習したそう。

新幹線の中でこうして書いている最中でも

 

寄らんしょ 来らんしょ まわらんしょ

ササカ サカサカ 飯坂へ

 

の部分がすごい記憶に残っている。

「寄らんしょ 来らんしょ」の「〜しょ」というのが「〜なさい」という意味らしく訳すと

 

「寄ってみなさい 来てみなさい まわってみなさい

ササカ サカサカ 飯坂へ」

という感じになる(合ってるのかしら?)

演奏が終わり若旦那が三味線を貸してくれた。

一つ約50万強と言われ目が大きくなる。

三味線に四苦八苦する自分

すぐ横に抱き枕があるのは若旦那が「撮るなら面白くしないと」と言ってセッティングした結果。

膝枕しながら三味線引いてる絵にしか見えなくて今見てもすごい面白い。

三味線を引きながら若旦那と喋っていると20時を過ぎていた。

ギターとは違いフレットが無いのと弦を押さえている指も弾いたりするので頭がクルクル

お風呂に入りベットに横たわる。

右を向くと真尋ちゃんと目が合う。

 

日本酒を飲んでるとはいえまだ頭はシラフのままだったが普通に何かヤバいものを感じた。

ヤバいものといえば何故か緑色の香水が置いていた。「そういえばチェックインするときの横のところに同じようなパッケージ置いてあったなぁ....」

 

真尋ちゃん部屋の香り

って書いてあった気がする!

蓋を取ってみると押すとシュッとできるやつ

 

香水だ。

 

試しに自分の手に着けて嗅いでみる

 

うん....香水だね....すごいいい匂いがする.....ハッ!!

 

真尋ちゃんの部屋.......抱き枕......香水.......

「なるほど....そういうことか.....若旦那も凄いこと考えるな.....!!」

キツいことを考えているわけでは無いが何かが色々と見えてきてしまい1人和室で悟ってしまう22時

 

もちろん抱き枕を抱いて寝ました。

 

翌日8時くらいに起き、うーん.....と言いつつ起き上がる。

炬燵に入りながらNetflixを見ていたら朝ごはんが運ばれてきた

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朝食を食べ終わり、荷物を預けてもらって飯坂温泉駅

なんと無料で自転車を貸してくれるらしい(電動付き自転車は500円)

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最初は吉川屋へ

キツい坂も概ねギアを変えれば余裕ではあったが坂には見えない登り坂がたくさんあり運動不足の足に効く。

 

11時00分

吉川屋の日帰り入浴の時間が11時半からというのを到着してから知り

正反対のギャラリー梟に寄ってからもう一度出直すことにした。

15分くらい自転車を漕いで梟に到着

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駐車場には木彫りの梟が一杯いた。店前の看板にも4万点を超える梟が展示と書かれおりいざ入店。

入ってすぐに「真尋ちゃんの商品はこっちにありますよ〜」と店員さん

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一通り真尋ちゃんの展示を見て梟の展示を見ることに

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(基本的に撮影NGですが許可を得て撮影をしております)

 

ここでの真尋ちゃんのグッズは

・アクキー(梟ver)

・真尋ちゃん法被

法被かぁ.....と思いつつもアクキと共に購入。

また、売っていた梟のスマホケースも購入。(XR入らなかった.....)

再び自転車を走らせ今度はパティシエサワダさんへ

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ちょっと待って

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デカない?パネル....

通常の真尋ちゃんパネルと比べても横幅がほぼ倍

製作費どれくらい掛かるんだこれ.....

思いながら真尋ちゃんラッピングのいちごパイを購入

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(こちらも撮影許可頂いております)

次はもう一度吉川屋へ

 

広い大浴場には湯船が約3つ(2つの湯船が連結した感じに見えたから個人判断でセパレした)と露天風呂が一つ

Phが8.4と弱アルカリ。源泉温度が61度と高温のため加水していると思われ。

別府温泉で鍛えられた体大丈夫と思ったけど別府へ行ったのがほぼ2年前。もう鍛えが衰えに変わっていて

肩まで浸かっても5、6分が限界だった。

風呂から上がり売店

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そこには弁天様をイメージした衣装の真尋ちゃん

(大浴場の名前が弁天の湯....なるほど)

これまたデカい.....さっきのサワダさんのパティシエ真尋ちゃんと同じくらいある。

売店が閉まっていたので係の人に声をかけアクキ2種類購入。

 

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さっぱりした所でほりえや旅館前の土産屋さんへ。

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一番先に目に入るのが真尋ちゃんのイラストが描かれた電車のヘッドマーク

真尋ちゃんの誕生日の際に飯坂線で掲示したヘッドマークらしく

それぞれ横幅がおよそ1mあり2つは車両の前後ろのHM残りの1つは車内に設置したんだとか

土産屋さんの方とお喋りしているとほりえや旅館の若女将さん登場。

曰く、よく一緒にお茶をしているんだとか。

なぜか自分を含めた3人でお茶会スタート。

暫くしてほりえや旅館お隣の鯖湖湯へ

若旦那から

「お金持って行くなら入湯料だけのほうがいいよ。」

脱衣所と浴場の仕切りがないからあまり荷物持って行かないほうがいいよ」

と言われ「ドユコト....????」となったが入ってすぐ分かった

本当に脱衣所と浴場の仕切りが無く一体となった感じ。

しかもストレートの源泉掛け流しらしくおちゃんの体が真っ赤っ赤だった。

足だけ入れても突き刺すような熱さ

ようやく肩まで浸かっていると近くで

「今日のお湯ぬるくない?」

「ぬるいなぁ」

という声が聞こえて二度見ならぬ二度聴きした。

ここも5分も持たず上がると「早くない?ww」と若旦那

 

 

しばらくして若旦那と一緒に小松やへ

ここでは個人的に気になっていたことを聞くことができてすごく為になった。

ここでのグッズ販売は

・真尋ちゃんTシャツ

・アクリルキーホルダー(若桜ver)

 

気がついたら両方買ってました。

あとで「リンゴジュースもあるけどどうしますか?」と言われ

速攻で「買った!」

 

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ここもパネルがおっきい!

 

 

 

暫くすると帰宅リミットが迫っていた。

ほりえや旅館に戻り、荷物を整理していると

「駅まで送りますね」と若旦那

てっきり飯坂温泉駅まで送っていただけるのか(近いけど)と思いつつ車に乗ると

なんと福島駅まで送っていただいた!(ありがとうございます)

車中はぽか旦那の話と他の温泉協会さんとの話で盛り上がった。

 

こうして長く短かった休日三日間は幕を閉じた。

 

 

 

真尋ちゃん音頭の時は絶対行くからねーー!!

 

 

 

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最後に

ここまで温泉地が力を入れて温泉むすめを取り上げ、情熱を注いでいる温泉地は有馬温泉以上だと感じました。

特にほりえや旅館の若旦那和田さん。

飯坂真尋を温泉地全体に周知させ、今ではお店に設置しているパネルの数が15体以上あり、自転車を乗っている最中でも驚きの連続でありました。

今現在行っている真尋ちゃん音頭を作るクラウドファンティング。企画を立てる経緯を聴いて「ものすごく面白そう!!ww」と自分自身も大笑いしました。

飯坂温泉にきた人はほぼ飯坂温泉のファンになって帰って行くよ」と仰られていたが確かにファンになって行く理由が分かるわと感じました。

飯坂温泉で働いているお店の方や旅館の方、観光協会の皆さんが飯坂真尋ちゃんが大好きで飯坂温泉を盛り上げる為に話し合ったり、時には他の温泉地の方との交流もあり時には温泉むすめ運営との話し合いなどされてきたと聞きました。

これからも温泉むすめ、飯坂真尋ちゃんが人気となり飯坂温泉がより発展していくことを願っております。

 

 

皆さんご存知の通り今現在、日本全国で新型コロナウイルスが猛威を奮っております。

各地ではイベントの開催自粛、観光地の営業中止などがよくニュースで取り上げられておりますが

コロナウイルスによる影響は全国の温泉だけで無く今回訪れた飯坂温泉も例外ではありません。

ほりえや旅館さんでもキャンセルが多くあり、泊まっているのがぽか旦那・ぽか女将だけだったと仰っていました。

小松やさんでもビジネス宿泊の予約が入っていたけどキャンセルが入ったと言っていました。

飯坂温泉からほど近くの磐梯熱海のホテルも1000人規模でキャンセルが入っているらしく「もし、これが続いたら旅館がバタンバタン倒れちゃうよ...」と危惧されておりました。

 

確かに今回の遠征の出発前にも母から「(ウイルス)気ぃつけや」と言われました。

東海道新幹線・東京都内の電車も実際ガラガラで初めて見るような光景でした。

 

我々ぽか旦那・ぽか女将が出来ることはやはり、その土地の温泉地に行って消費をすることだろうと私は考えます。

確かに自分もウイルスが怖いです。「遠征中にかかっちゃったらどうしよう」と考えた時が何回かありました。

でも我々が出来るのは温泉地に泊まって温泉地の方と触れ合うことが大切なのではないだろうかと思いました。

ウイルスが終息し賑やかさを取り戻した温泉地になってくれる日はいつになるでしょうか。